老廃物を排出する(出す)方法を紹介

「身体の内側から綺麗になるには、体内の毒素や老廃物を排出させないといけない!!」「デトックス」というワードが流行し、こういった意識を持つ方は増えてきたように感じます。しかし、実際に何をすれば良いかをちゃんと理解している方は多くない印象…。今回は、老廃物排出に適したマッサージの紹介・老廃物排出に適した食事をご紹介します!

リンパドレナージュとは、素手で皮膚に直接触れて、全身のリンパを活性化させ、老廃物の排出を促進させるマッサージ法の1つです。「ドレナージュ」とは、フランス語で「排出」という意味。リンパを触って老廃物を排出させることが目的です。

リンパドレナージュで得られる効果

・身体のたるみやむくみのケア

・リラックス効果

・代謝の向上

・脂肪燃焼効果

・疲労回復効果のサポート

・セルライト除去のサポート

・冷え症状の緩和などが挙げられます。

ここで、「リンパマッサージとはどう違うの…??」という疑問が生じますよね。リンパマッサージとリンパドレナージュでは大きく異なる点があります。

・リンパドレナージュ:肌をさすって施術する

・リンパマッサージ:肌に圧をかけて施術するといった違いがあります。

ですので、リンパドレナージュの方が施術後の痛みが生じにくい傾向があります。施術後の揉み返しにトラウマや苦手意識がある方は、ぜひともリンパドレナージュでの施術をオススメします。

腸揉みで得られる効果

①老廃物の体外排出

②便通の改善

③冷え性の改善

④免疫力の向上

⑤肩凝り・腰痛の軽減

⑥肌ツヤが良くなる

⑦疲労感の軽減

⑧アレルギー症状の緩和などが挙げられます。近年の美容・健康のトレンドともいえる「腸活」。美容アンテナを日頃からビンビンに張っている皆さんなら、すでにご存じのワードではあるかと思います。腸内には数百兆個もの腸内細菌が住み着いており、免疫機能や栄養吸収など、人間の健康面に大きく関わっています。また、腸に集まっている神経細胞は脳の次に多いと言われており、人体の免疫細胞も約70%が腸に集まっているのだとか。実際に医学界では腸は「第2の脳」とも言われています。

そんな重要な器官の腸ですが、仕事は小腸と大腸で分業体制になっています。

①小腸:食物の消化吸収を行う。栄養吸収やウイルス・最近・化学物質などの異物を取り除く免疫に関わる働きをになっている器官

②大腸:食物から水分を吸収し、食物繊維と協力して便を作って排泄する器官小腸の動きが良くなると、食物から取り込んだ栄誉の吸収効率が良くなり、免疫力が向上します。

大腸の動きが良くなると、老廃物の排出効果が高まり、便秘や体臭が改善されます。どちらを優先すべき等はなく、どちらもデトックスに重要な器官です。

「綺麗」を保つために働いてくれている腸ですが、私たちが知らないところで、毎日休みなく働いてくれていることはご存じでしたでしょうか…??小腸はいから送られてきた消化物を5~8時間かけて吸収します。

大腸では、小腸で吸収しきれなかった水分を15~20時間かけて吸収していきます。脳は睡眠によって休息を取りますが、腸は体内に食物が入っている限り稼働し続けるんです。たとえ睡眠中であろうとも!そんな働き屋さんの腸。疲労感でたっぷりなのは分かって頂けたでしょうか。マッサージをしてあげて疲れを取ってあげると、得られる効果は絶大なんです!

よもぎ蒸しは韓国から伝わった民間療法です。中心に穴が開いた専用の椅子に座り、椅子の底によもぎと数種類の漢方を煮込んだモノをセットします。立ち上がってくる上記に含まれる成分を陰部に当てることで、身体の改善効果に繋げます。膣の粘膜は薄くて吸収率が非常に良いので、よもぎの成分が死球や内臓にまで浸透します。ですので、よもぎ蒸しは「リンパドレナージュ」や「腸揉み」と違って生理の悩みも改善してくれるんです。

よもぎ蒸しで得られる効果

・冷え性の改善

・デトックス効果

・リラックス効果

・生理痛や生理不順の改善

・更年期障害の緩和

・美肌効果

  • 老廃物の排出におすすめのマッサージのイメージ
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    デトックスに食物繊維が効果的な理由

    ①食物繊維が老廃物・毒素を吸着して、一緒に体外に排出してくれる

    ②大腸で善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑え、腐敗や毒素の合成を減らす

    ③便通の改善

    ④コレステロールの吸収

    厚生労働省が定めた食物繊維の1日当たりの摂取目標量は、男性が21g、女性が18gとなっています。食物繊維が豊富な食材は、・穀物・果実類・イモ類・豆類が代表的です。カテゴリで言うと、洋食というよりは和食寄りの食材が多いですよね。実際、1950年頃までは日本人の1日の食物繊維摂取量は20gを優に越えていました。しかし現代化に伴い日本食の洋風化が進み、2000年代に入ってからの日本人の1日の食物繊維摂取量は14gまで減少してしまいました。日本でデトックスが流行しているのは、食の欧米化による副産物とも言えるでしょう。

    食物繊維は2種類に分けられます。

    ①水溶性食物繊維:水に溶けやすい。体内の毒素を吸収して、便や尿と一緒に排出する効果がある。腸内の善玉菌を増やしてくれる。

    ②不溶性食物繊維:水に溶けない。水分を吸収して腸内で膨張し、かさ増し作用で過食を防いでくれる。その他、腸の活動を活発にして便通を促したり、有害物質を体外に排出する働きもある。水溶性:不溶性=1:2が理想的な摂取バランスだとされています。

    ・水溶性食物繊維を多く含む食品

    ①海藻類:海藻類の持つ食物繊維はネバネバとしていて、粘性や吸着性が高いのが特徴。居の中に取り込んだ食物の消化速度を送らせてくれるので過食を防いでくれます。

    ②果実類:手軽に摂取できる水溶性食物繊維として有能です。甘くてそのままでも美味しいので、ノンストレスで量を食べることができるのも素晴らしいです。

    ・不溶性食物繊維を億含む食品

    ①キノコ類:食物繊維たっぷりの神食材。カロリーもほぼゼロなので、ダイエット効果も非常に高いです。

    ②穀物類:玄米・大麦など。白米に混ぜて摂取するのがもっともポピュラーですよね。最近はコンビニエンスストアでも大麦入りのおにぎりが出たりしているので、お試しで選んでみるのもオススメです。

    発酵食品には、乳酸菌・ビフィズス菌・酵母菌・麹菌などの善玉菌が豊富に含まれています。

    (例)ミソ・ぬか漬け・チーズ・ヨーグルト・納豆・キムチなど腸内の善玉菌が増えると老廃物が排出されやすくなります。一方、悪玉菌が増えると老廃物が溜まりやすくなってしまいます。

    善玉菌が増えると、

    ・悪玉菌の増殖や侵入を抑えることができる

    ・胃腸に活動が促進されてお腹の調子が整えられる

    ・腸内の毒素・老廃物を体外に排出する

    ・痩せやすい体質になると言われています。

    悪玉菌が増えると、

    ・腸内の毒素・老廃物の発生が促進される

    ・便秘や下痢など、お腹の調子が乱れやすくなる

    ・肌荒れややアレルギー症状の発生に繋がる

    ・太りやすい体質になると言われている

    ・老化や生活習慣病が促進されると言われています。

    腸内に善玉菌を増やすことは、老廃物の排出だけでなく、生活習慣病の予防になったり腸内環境の改善に繋がるなど、様々な恩恵を受けることができます。

    悪玉菌が増えやすい食品

    ①脂質が多い食品

    ②動物タンパク質が多く含まれる食品。油ものの頻繁摂取や、肉や魚などの動物性たんぱく質の多量摂取には十分注意してください。豆類は植物性たんぱく質が多く含まれているので、積極的に摂取してください。

    ・悪玉菌が増える原因

    ①加齢:なんと幼少期の赤ちゃんの腸内は善玉菌でぎっしり満たされています。年齢を重ねていく毎に善玉菌の比率が自然増加していきます。年齢を重ねている方ほど、意識的に発酵食品を摂取し、善玉菌を増やさなければなりません。

    ②抗生物質:抗生物質は体内の病原体を排除する薬ですが、同時に多くの腸内細菌も排除してしまいます。その際に意図せず善玉菌も一緒に排除してしまう可能性も…。処方箋で抗生物質を貰う時に、整腸剤も一緒に処方されるのはこのためなんです。

    ③ストレス:脳と腸は神経系を通して密接な関係で繋がっています。過度なストレスを感じた時、急な腹痛に見舞われた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。これは、強い精神的ストレスが神経系を通して腸内に影響を与えている為です。その際に同時に悪玉菌の増加も進んでいるのです。自分なりのストレス解消法を持っていることも、間接的な腸内環境を整える方法と言えます!

    ・善玉菌を活性化させるには

    「善玉菌のエサ」を摂取することが必要です!

    主な善玉菌のエサ

    ①食物繊維

    ②オリゴ糖:(例)バナナ・タマネギ・ニンニク・アスパラガスなど。

    この2つの栄養素は善玉菌が大好きな栄養素です。

    豊富に摂取すると体内の善玉菌が喜んで、活動が活発になり、腸内の善玉菌数を大きく増加させることができます。

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    老廃物は、体内に取り込まれた栄養の残りかすや、食物や大気に含まれる不純物のことを指しています。体内の毒素の溜まり方は主に3種類です。

    ①食材から摂取する毒素:(例)食品添加物・農薬・水産物に含まれる有害金属など

    ②皮膚から吸着する毒素:(例)排気ガス・たばこの煙・大気中の有害ガスなど

    ③体内で生成される毒素:(例)便・尿・汗など

    人体にも体内の毒素を排出する機能が備わっていますが、不摂生な食事内容や生活習慣、加齢や老化などの原因によってスムーズに機能しない場合があります。現代の生活内容を鑑みると、食事や大気中から知らず知らずのうちに取り込んでいる毒素や老廃物は少なくありません。

    溜まり過ぎてしまうと身体の不調やむくみ・不満の原因にもなるので、普段からデトックスを意識することが必要です。

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    体内の臓器や消化器官の働きのおかげで、体内の毒素や老廃物は体外に押し出されていきます。しかし、それは単純なものではなく、排出方法によって排出比率や量はバラバラなんです。

    ①便:約80%

    ②尿:約15%

    ③汗:約3%

    ④つめや髪の毛の生え変わり:約2%

    便からの老廃物排出が80%と、最も大きな比率を占めています。つまり便通の改善を試みることが最も効率の良いデトックス方法と言えます!

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    肩凝りの原因は、肩や首に溜まった老廃物や毒素が血液の流れを阻害してしまっているから。デトックスして老廃物を排出し、リンパの流れをスムーズにしてあげる事が大きな解決策の1つです。リンパの流れをスムーズにしてあげることは、老廃物や疲労物質を体内に溜まりにくくさせる体質改善効果も引き起こすことができます。リンパを整えてあげると、身体の調子が一気に良くなりますよ!

    肌細胞に溜まった毒素や老廃物が表面化することで、肌トラブルは引き起こされます。この際も、リンパを整えてあげることは非常に重要ですが、腸内環境を整えてあげることもお忘れなく。普段の日常を思い返してもらうと、便秘の時期ってやけに肌荒れや吹き出物の発生が多くなかったですか…??腸内環境とお肌の関係性はそれほど密で、ダイレクトに影響を与えられてしまうんです…。肌トラブルの予防の為には、腸内の老廃物を排出して排便を促すことがマストです。

    毒素や老廃物が体内に以上に溜まってしまうと、太りやすい体質なると言われています。それだけではなく、老廃物・毒素が溜まると便通が悪くなり、体内に便が多く溜まった状態になります。その状態が続くと、肌荒れや身体の不調・体重が落ちない現象・メンタルのブレなど様々な悪影響が引き起こされます。

    むくみは皮下組織に老廃物や水分が溜まることが原因で引き起こされます。こちらも、リンパの流れを良くしたり、新陳代謝を促進させることで改善が図れます。

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    いかがだったでしょうか!記事を読む前と比べて、老廃物に対しての見方や意識が大きく変わったのではないかと思います。今回紹介した3つのマッサージは、サロンでも王道のメニュー。お住まいの近くのマッサージサロンでも取り扱っている店舗が多いハズです。食事に関しても、脂質やお肉系の過剰摂取をせず、食物繊維と発酵食品を少しづつ意識的に摂取することを心がけてください!

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