デトックスに食物繊維が効果的な理由
①食物繊維が老廃物・毒素を吸着して、一緒に体外に排出してくれる
②大腸で善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑え、腐敗や毒素の合成を減らす
③便通の改善
④コレステロールの吸収
厚生労働省が定めた食物繊維の1日当たりの摂取目標量は、男性が21g、女性が18gとなっています。食物繊維が豊富な食材は、・穀物・果実類・イモ類・豆類が代表的です。カテゴリで言うと、洋食というよりは和食寄りの食材が多いですよね。実際、1950年頃までは日本人の1日の食物繊維摂取量は20gを優に越えていました。しかし現代化に伴い日本食の洋風化が進み、2000年代に入ってからの日本人の1日の食物繊維摂取量は14gまで減少してしまいました。日本でデトックスが流行しているのは、食の欧米化による副産物とも言えるでしょう。
食物繊維は2種類に分けられます。
①水溶性食物繊維:水に溶けやすい。体内の毒素を吸収して、便や尿と一緒に排出する効果がある。腸内の善玉菌を増やしてくれる。
②不溶性食物繊維:水に溶けない。水分を吸収して腸内で膨張し、かさ増し作用で過食を防いでくれる。その他、腸の活動を活発にして便通を促したり、有害物質を体外に排出する働きもある。水溶性:不溶性=1:2が理想的な摂取バランスだとされています。
・水溶性食物繊維を多く含む食品
①海藻類:海藻類の持つ食物繊維はネバネバとしていて、粘性や吸着性が高いのが特徴。居の中に取り込んだ食物の消化速度を送らせてくれるので過食を防いでくれます。
②果実類:手軽に摂取できる水溶性食物繊維として有能です。甘くてそのままでも美味しいので、ノンストレスで量を食べることができるのも素晴らしいです。
・不溶性食物繊維を億含む食品
①キノコ類:食物繊維たっぷりの神食材。カロリーもほぼゼロなので、ダイエット効果も非常に高いです。
②穀物類:玄米・大麦など。白米に混ぜて摂取するのがもっともポピュラーですよね。最近はコンビニエンスストアでも大麦入りのおにぎりが出たりしているので、お試しで選んでみるのもオススメです。