リフトアップマッサージでほうれい線を消去【フェイスアップ・顔のたるみを改善】

シャンプー中に取り入れたり、入浴中の空き時間に取り入れたりと、いつでもどこでも行うことができる側頭筋マッサージ。仕事中のリフレッシュとして取り入れるのもおすすめです。あまり力を入れ過ぎずに、気持ち良いくらいの力加減で行いましょう。

①耳の上とこめかみの辺りに人差し指から薬指の3本を置き、少し力を入れて押しながらクルクルと小さく円を描くようにマッサージしていきます。(頭皮をこすらないように注意)

②少しずつ指を移動させながら側頭筋全体をほぐしていきます。

③両耳の後ろのくぼみを親指でぐっと指圧します。

④襟足の窪み部分を親指でぐっと指圧すします。

⑤額部分の髪の生え際の中心に人差し指から薬指の3本を置き、髪の生え際に沿って両サイドのこめかみに向かってクルクルと小さく円を描きながらマッサージしていきます。

頬がたるんでほうれい線がくっきり見えるのは、耳の上の側頭筋がこっているのが原因です。側頭筋の弾力を取り戻せば頬を引き上げる力が強まり、ほうれい線が目立たなくなります。

①親指をこめかみのへこんだ部分に引っかけ、手首を返して残りの指を後頭部へ。人差し指と中指で後頭部を両側から挟んで固定し、親指で頭を斜め上に引っぱります。

②真っすぐ前を向きます。こめかみに当てた親指で頭を斜め上に引っぱったまま「あむあむ」と、口を大きく開けたり閉じたりを1回につき10秒行います。

③親指の位置を替えて5か所で「あむあむ」します。最初に押したこめかみのへこんだ部分から、耳の外側に向かって3か所を押し上げます。またその上、こめかみから指1本分くらいの高さと耳の前側からの延長線がぶつかる位置を押し上げます。そこから指1本分あけた隣も押し上げます。(ちょうど押す個所が台形になるような位置になります)「あむあむ」を各10秒ずつ行います。そのときに、親指で筋肉の動きを感じながら繰り返しましょう。

頭皮がこり固まって血行が悪いと、皮膚でつながっている顔や首にも影響します。顔のケアばかりではなく、頭皮のケアも同時にやってみましょう。

①生え際から頭頂部の間の筋肉「前頭筋」をマッサージします。両手の人差し指から小指までの8本の指を生え際と頭頂部の間に入れ、約20秒間引き上げるような状態にして20秒キープします。

②耳の上にある筋肉「側頭筋」をマッサージします。この筋肉は手のひらの付け根部分にある固い所でマッサージします。両手の手のひらで側頭筋を軽く押し上げるようにして20秒キープします。

③頭の後ろ部分の筋肉「後頭筋」をマッサージします。両手の指をクロスさせるように組んで後頭部におきます。そのまま、手のひらで後頭筋を持ち上げ20秒キープしま。ほうれい線を改善したいという方は、是非一度試してみて下さい。

口の中で舌を突き出し、唇の周りを巡るようになるべく大きく回します。これを左右5回転ずつ繰り返します。口輪筋のコリがほぐれ、ほうれい線が薄くなりやすくなります。口の中で舌を回すと口の回りにある口輪筋がダイレクトに刺激でき、血流がアップします。

足の甲側の、親指の付け根部分にある口と下アゴ(ほうれい線)の反射区(足裏を介して臓器や器官のピンポイントを刺激します)を細かく横に押しほぐします。このエリアを押すと痛い人は、痛みがとれるまで揉んで下さい。

  • リフトアップに効果的なマッサージ方法!気になるほうれい線を消去【セルフマッサージ】のイメージ
  • 小顔になるためには、リンパ節が集中するアゴや首筋、鎖骨をほぐすのがポイントです。顔にたまった老廃物を流し、顔のむくみやたるんだフェイスラインがキュッと引き締まり、肌の色ツヤもアップします。

    ①両手の親指の腹をアゴ下に当て、アゴ下のリンパ節を開くようにしっかり押し上げます。骨のくぼみに指を押し込むように10回ほど繰り返します。

    ②フェイスラインをグイグイ押してほぐします。両手の第二関節の上にアゴをのせ、フェイスラインの骨に沿って強めに押します。アゴ先から耳下まで、つまりが取れて柔らかくほぐれるまで行います。

    ①まずは頬肉を思い切り吸って、唇をすぼめます。そのまま小鳥が「ぴよぴよ」とさえずるように、唇を上下に開けたり閉めたりと10回ほど繰り返します。

    ②大きく深呼吸したら、唇はそのままで両頬を「ぷー」と勢いよく膨らませます。口輪筋をほぐすのに効果的です。むくみ防止や唇の老化防止にも効果的です。

    ①まずは姿勢を整えます。背筋を伸ばして胸を張った状態で、顔をゆっくりと上へ向けます。無理に真上を見なくても大丈夫です。

    ②深呼吸をしたら下唇を上に向かって突き上げ、「ふー」と5秒かけて息を吐いていきましょう。5秒×3回行い、首まわりの筋肉に刺激を与えていきます。

  • リフトアップ・たるみを改善する顔エクササイズ・筋トレのイメージ
  • (ツボの場所)耳下の裏側にある出っ張った骨の下。ツボは左右にあります。右手の人差し指を曲げ、第二関節をツボにあて7秒かけて押し、3秒かけて緩めます。左手で同様に行います。

    (ツボの場所)耳の前側の縦ラインの延長線上と、耳の上の横ラインが交わるもみあげ部分。ツボは左右にあります。左右それぞれのツボに人差し指をあて、7秒かけて押し、3秒かけて緩めます。

    (ツボの場所)耳を折り曲げ、1番高い部分の先端の辺り。ツボは左右にあります。4指で頭部を支え、左右の親指をツボにあて1秒押しあてたまま1センチ程引き上げ、5秒キープ。3秒かけて緩めます。ツボは左右にあります。

  • リフトアップに効果的なツボのイメージ
  • 老化による筋肉の衰えもたるみやシワの原因になりますが、普段の表情によって一部の筋肉を無意識に緊張させたり、または全く動かさないでいることにより、実年齢が若くても、たるみやシワが年齢よりも目立つことがあります。頬やアゴの周りの筋肉は、口の動かし方や笑い方などそれぞれ筋肉の使い方や、人によって衰え方が違います。

    たるみの原因となる頬周辺の筋肉は主に、アゴの関節から口角にかけて伸びている大頬骨筋(だいきょうこつきん)と小頬骨筋(しょうきょうこつきん)、顎関節の上にある咬筋、側頭部にある側頭筋などの筋肉です。老化により筋繊維が緩んだり、または食いしばりや歯ぎしり、ストレスによる側頭部の緊張などで皮膚に血液を送る毛細血管の血流が悪くなったり、皮膚がたるみます。

    口を動かすための筋肉は口輪筋です。下唇を動かす筋肉はオトガイ筋、上唇を動かす筋肉は上唇挙筋といいます。これらの筋肉が連動して口周辺の表情を作り、動作します。これらの筋肉が衰えると顔がたるむ原因になります。

    肌は、真皮層にあるコラーゲン、エラスチンという繊維がピンと張っているとハリが維持されます。そして、ヒアルロン酸などの水分が十分にあると、肌をスポンジのように膨らんだ弾力のある状態にしてくれます。加齢や肌の乾燥によってそれらの成分が減ると、顔のたるみにつながります。肌が乾燥すると、皮膚の新陳代謝が落ちます。

    新陳代謝が落ちてアカである角質が剥がれにくくなると、角質はほとんど水分がないので皮膚表面の乾燥が進み、角層と呼ばれる“肌の深層部”も乾燥を起こしてしまいます。肌は真皮層や表皮の保湿が十分にあってこそハリや弾力を保てるので、乾燥はたるみの大敵です。

    脂肪は顔の筋膜やリガメントという靭帯に支えられていますが、老化や血行不良などにより、支えている筋膜やリガメントが緩くなると頬の下部に落ち、フェイスラインのたるみを起こします。

    筋肉や皮膚の衰えは顔のたるみの直接的要因ですが、それらを引き起こす間接的な原因も存在します。その主な原因の一つといえるのが、睡眠不足です。睡眠というのは肌の成長と密接な関係があり、しっかりと眠ることで成長ホルモンが分泌され、肌の細胞のターンオーバーがおこなわれます。逆にいえば、睡眠不足になると成長ホルモンが十分に分泌されず、ターンオーバーも乱れてしまうことになります。その結果、コラーゲンの減少を招き、肌をたるませてしまいます。

    しかも、睡眠はただ眠ればいいわけではなく、質の良い眠りを確保する必要があります。最近の肌のゴールデンタイムは、入眠後3〜4時間までの眠りの質が重要であることが分かってきました。このゴールデンタイムには、肌のハリや弾力を維持するために必要な働きも行われますし、ターンオーバーの促進、成長ホルモンの分泌を促し、新陳代謝を高めていくためには熟睡できる環境を確保することも大切です。肩コリも顔のたるみを引き起こす原因。

    肩コリというのは血行不良や筋肉の緊張などによって引き起こされます。例えば、デスクワークなどで前傾姿勢をとり続けていると頭を支える首や肩の負担が増加したり、現代人に多いスマホやパソコンを長時間見ていると、目の周辺の神経が緊張してそれが首や肩の筋肉の緊張につながります。

    また、慢性的なストレスによって筋肉が常時緊張していたり、運動不足で血液循環を促す筋力が低下して血行不良になったりすると肩コリを引き起こします。一度肩コリが起きると肩の筋肉はますます硬くなり、肩や首のまわりが血行不良になりやすくなります。肩の筋肉が硬くなると顔の筋肉が引っ張られて下垂します。それに、首まわりの血液が停滞すると顔にも老廃物や余分な水分が溜まりやすくなり、顔がむくむ原因になります。

  • 顔がたるむ理由のイメージ
  • 顔のたるみを解消してリフトアップするメリット。「若く見える」もうこの一言に尽きると思います。なぜ若く見えるのか。

    頬の高さが上がると若く見えます。頬の位置が低い方は、高い方よりも老けて見えることが多いのだそうです。なぜなら、頬が下がると顔の重心も下がって見え、たるんでいるように見えてしまうからです。

    さらに、頬の位置が低いと顔の長さが強調されてしまうため、顔が大きく見えることにもつながります。頬の位置が下がることには多くのデメリットがあります。しかし、頬のリフトアップを行えば、お顔を若々しく小顔に見せることも可能です。アンチエイジングしたい方は、ぜひ表情筋を鍛えて頬の高さを上げましょう。

    たるみを解消してリフトアップしたいから、お顔だけマッサージすれば良いと思ってはいませんか?時間も無いし、面倒だなと。やはり、お顔と頭は繋がっていますので、どちらか一方をマッサージすればいいという訳にもいきません。それと同じようにお顔と心も連動しています。

    フェイシャルマッサージにより、お顔のたるみの解消、ほうれい線の軽減が叶ったら、外出もしたくなりますし、無表情よりは自然に笑顔もこぼれます。それは、口角が上がるだけではなく、目元にも現われることでしょう。マスクを着用していても相手に好印象を与えることが出来ます。

    コリかたまった筋肉を解してあげることで、リフトアップが可能になります。また、緩んだ筋肉を動かすことでもたついたフェイスラインをスッキリとさせることも可能になりますので、小顔効果も出てきます。

  • リフトアップで顔のたるみを解消することのメリットのイメージ
  • 表情筋をたくさん使ってあげることが大切です。普段から無表情な状態が続いていると、表情筋はどんどん衰えていきます。「イ」「ウ」「オ」など唇が大きく動くストレッチをしてみたり、口角を上げてみたり、笑うことも表情筋を鍛えるにはいいかもしれません。まだまだマスクをする日々が続きますが、口角を上げるなど口元のストレッチも忘れずに行いまましょう。

    食事も表情筋と深い関係があります。よく噛んで食べることは大切なのですが、左右どちらかだけで噛んでいると片方の表情筋は衰えやすくなってしまいます。食事の際は、バランスよく噛むことを意識しましょう。

    現代人に欠かせない日々の動作にスマホの操作があります。スマホだけに限ったことではありませんが、やはり下を向いている状態が長時間続くと、猫背になり、口角が下がり、たるみやほうれい線ができる原因となります。これが、「スマホ顔」「スマホたるみ」「スマホ老け」と呼ばれるものです。下を向いてスマホを使用しても長時間下を向いた姿勢が続くのは避けましょう。

    身体の不調に大きく関わってくる首の筋肉「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」。顔を横に向けた時に出てくる筋肉です。この胸鎖乳突筋が歪んでいたり、位置がズレて前方にいき過ぎると胸鎖乳突筋の下にある鎖骨リンパの流れにも影響が出て、シワやたるみの原因にもなります。

    この胸鎖乳突筋をもんで、柔らかい状態にして正しい本来の位置に戻してあげましょう。そうすると、引き締まったフェイスラインが現れます。(胸鎖乳突筋ほぐし方)①まずは、胸鎖乳突筋以外の筋肉も緩めておきましょう。首を横→後ろ→前と大きくゆっくり3回ずつ回します。左右それぞれ回します。

    右手指3本を左鎖骨の外側から内側に指をスライドさせます。内側にきたら3回押して圧をかけます。左右3回ずつ行います。

  • リフトアップで顔のために日常的にできる習慣のイメージ
  • 便利なスマホの需要とそれに依存してしまう環境。リモート・ワーク、デスク・ワークが増え、コロナ禍で外出するにも不自由な昨今。マスク着用もなかなか無くなりません。表情筋の衰えを解消すること、長時間下を見ず肩コリなどをためないことを心掛けていくことが大事です。

    デイリー・ケアとしてセルフマッサージの方法も色々と出まわっておりますが、月に何度かでもスペシャル・ケアとして、プロのセラピストにリラクゼーションも兼ねて身を委ねてみるのも良いかもしれません。

  • 月に何度かでもスペシャル・ケアとして、プロのセラピストにリラクゼーションも兼ねて身を委ねてみるのもおすすめ♪のイメージ