脂性肌(オイリー肌)におすすめのスキンケアを紹介

脂性肌(オイリー肌)の肌悩みはよく聞きます。ニキビや毛穴の黒ずみ、メイクが崩れやすいこと。生活習慣からのお肌の悩み、季節によってのお肌の悩みなど様々。化粧品やスキンケアの正しいポイントをふまえて、どのように解消出来るか考えてみましょう。お肌をより健やかに保つことができるように頑張りましょう。

余分な皮脂をきちんと取り去ることが重要なので、クレンジング・洗顔を丁寧に行うことが大切です。中でもTゾーン(額~鼻、アゴ)は皮脂分泌が多いため、気をつけて洗いましょう。

正しい洗顔の方法は、以下のポイントです。

1.お肌をこするように洗わない。洗顔料はしっかりと泡立てる。

2.洗顔料をお肌に長時間のせない。

3.Tゾーンから洗顔料をのせる。

4.熱いお湯ですすがない。

5.シャワーなどで直接お肌にあて、すすがず、手でぬるま湯をすくって洗い流す。

6.洗顔後、タオルでゴシゴシ拭かない。

7.洗顔後は、必ず保湿をする。

8.洗顔後は、化粧水やシートマスクなどヒンヤリしたモノで毛穴を引き締める。

正しい洗顔の手順は、「20代・30代・40代年代別のスキンケアを紹介」https://www.bodysh.net/menu/skin-care.html こちらの詳細をご参照下さい。

脂性肌(オイリー肌)の人は、お肌のベタつきが気になるため、保湿を怠ってしまうことがあります。実は、これが脂性肌(オイリー肌)を悪化させる原因にもなります。お肌がベタついていても、洗顔後は油分が取り除かれた状態のため、お肌に潤いを与えるため保湿が非常に大切です。化粧水でしっかり水分を与えて、乳液で水分を逃しにくくします。脂性肌(オイリー肌)は、クリームやオイルを使うと油分を与えすぎてしまう可能性もありますが、乾燥性脂性肌はお肌にカサつきを感じるため、必要に応じてクリームやオイルを使いましょう。

脂性肌(オイリー肌)の人に限ったことではありませんが、紫外線ケアは健やかなお肌を維持するためにとても重要です。肌表面にある皮脂が紫外線にあたると酸化し、細胞に悪影響を与えてしまいます。ニキビができている場合、ニキビに紫外線が当たると炎症が悪化することもあります。さらに、紫外線がお肌にあたることで皮脂分泌が活発になるといわれています。外出時は必ず日焼け止めなどで紫外線ケアを行い、お肌を守りましょう。

乾燥肌、顔全体のくすみを解消して透明感がほしい、ニキビ予防がしたいといった人には、「プロテアーゼ」や「パパイン」といったタンパク質分解酵素を使って洗顔をしましょう。

顔がベタつきやすい、毛穴の黒ずみや鼻の周りのザラつきなど、皮脂が溜まることによって起こる肌悩みには「リパーゼ」という皮脂分解酵素がぴったりです。どちらも週1、2回などのスペシャルケアとして取り入れて下さい。

  • 脂性肌(オイリー肌)の人におすすめのスキンケアの方法のイメージ
  • 洗浄力が高く、濃いメイクや頑固な皮脂汚れも落としやすいオイルタイプ。

    洗浄力が高く、ウォータープルーフなども落ち、毛穴ケアできるバームタイプ。オイルの感触が苦手な人は、軽い使い心地のジェルタイプもおすすめです。

    セラミド、グリセリン、ヒアルロン酸などの成分が配合されたモノがおすすめです。

    油脂系のオイルを使用する。植物由来でできていて保湿力が高く、刺激が少ない。皮脂と似た性質を持ち、人のお肌との相性が良い。(ホホバオイル、アルガンオイル、オリーブオイル配合)

    合成界面活性剤、アルコール(エタノール)、パラベン、合成香料、合成着色料、鉱物油不使用のクレンジングを選びましょう。

    保湿するには、コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸が配合された保湿力が高いモノを選びましょう。

    ビタミンC誘導体などの成分が配合されたモノは、皮脂の分泌を抑え、毛穴の詰まりを解消しニキビを防ぎます。お肌が欲しているタイプを使ってみて下さい。そして、脂性肌(オイリー肌)の人はテクスチャーの軽い化粧水を選びましょう。

    皮脂をコントロールする成分のモノや、引き締め効果のある乳液を選ぶことをおすすめします。

    脂性肌(オイリー肌)でも保湿は必要です。毎日続けるためには、心地よく使えるテクスチャ―であることが重要。さっぱりしたテクスチャ―のモノや、みずみずしいジェルタイプなどを選んでみてください。

    脂性肌(オイリー肌)の原因は乾燥により潤いのバランスが乱れている可能性があります。だからこそ、保湿成分がたっぷり配合された乳液を選びましょう。主な保湿成分は、コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸、グリセリン、スクワランなどです。

  • 脂性肌(オイリー肌)に合うスキンケア化粧品の選び方のイメージ
  • 見た目にはハリ感があり、ふっくらとしているため、シワができにくい肌質です。思春期頃の皮脂量が最も多いですが、加齢により皮脂量は減少していきます。特に女性は40歳を境に急激に皮脂量が減少するため、皮脂よりも乾燥に悩む方が増えるといわれています、乾燥対策も忘れないようにしましょう。

    脂性肌(オイリー肌)は過剰に分泌される皮脂があります。顔全体の皮脂が多いのでベタつきやすく、毛穴も目立ちやすくなります。また、角質肥厚によるザラつきやゴワつき、皮脂の酸化による黒っぽいくすみも特徴。顔全体にニキビができやすいので、なるべく顔を触らないようにしたり、清潔を保って、適切なケアを心がけましょう。

  • 脂性肌(オイリー肌)の特徴のイメージ
  • ケーキなどの甘い物、白米やパンなどの主食ばかり食べていると、脂性肌(オイリー肌)を招きやすくなります。過度の糖質摂取によって血糖値が急上昇し、皮脂腺を刺激するインスリンが過剰に分泌されてしまいます。また、揚げ物や肉類などの脂っこいものにも要注意です。体内で中性脂肪に変わり、皮脂の原料になります。

    皮脂の分泌量には、ホルモンバランスが深く関係しています。女性ホルモンの1種であるプロゲステロンが増加すると、皮脂の分泌が促されて脂性肌(オイリー肌)に傾いてしまいます。プロゲステロンは、生理前に多く分泌されるといわれています。また、睡眠不足やストレスもホルモンバランスを乱れさせるため、脂性肌(オイリー肌)の一因になります。

    1日に何回も顔を洗ったり、ベタつくのが嫌だからと保湿を控えるのはNGです(1日に2回ほどの洗顔がいいでしょう)。誤ったケアでお肌が乾燥すると、水分の蒸発を防ぐために、かえって皮脂が多く分泌されてしまいます。

  • 脂性肌(オイリー肌)になる原因のイメージ
  • 不規則な生活は、お肌のターンオーバーを乱して肌荒れを引き起こし、皮脂過剰につながります。睡眠不足も肌循環のサイクルを壊してしまいます。

    頻繁に飲酒をする方は、控えるように心がけましょう。特に煙草を吸う習慣がある方はビタミンが失われていき、お肌のハリや肌内部の細胞が壊れてしまう可能性があります。禁煙できる方は禁煙をし、難しい方は意識的にビタミン剤などのサプリでビタミンを補給をしたり、ビタミンが豊富な食材を摂取したりするようにしましょう。

    皮脂の分泌を抑えるのに効果的な食べ物は、ビタミンB2とビタミンB6です。

    「ビタミンB2」鶏肉、豚レバー、マグロ、かつお、うなぎ、納豆、など。

    「ビタミンB6」豚ヒレ、鶏ささみ、鮭、バナナ、パプリカ、さつまいもなど。

    油分を抑えた和食中心の食事をしてみては、いかがでしょうか。

  • 内側からの脂性肌(オイリー肌)対策のイメージ
  • この記事では、脂性肌(オイリー肌)のスキンケアの方法や化粧品の選び方などを紹介してきました。皮脂過多による肌悩みは定番の悩みですが、さらに皮脂を取り過ぎたり、保湿が充分でないと乾燥とゆうトラブルも引き起こしてしまう可能性もあります。ですが、諦める前に脂性肌(オイリー肌)に合ったアイテムと正しい使い方を守り、ケアするようにしましょう。

  • まとめのイメージ