20代・30代・40代 年代別のスキンケアを紹介

以前からも言われていますが、化粧品は価格が高ければ良いとゆうモノでもありません。手軽に安く購入できるのであれば、それに越したことはありませんが、年齢を重ねていくと外的刺激などから気をつけていても、年齢によりどうしても衰えてしまう働きがあることは否めません。そういったところで、いつものルーティーンに一手間かけてあげたり、美容液などでさらに効果を高めてお肌に与えてあげる努力も必要になってきます。

20・30・40代と特に注意するスキンケアは出てきますが、美肌をキープするためにできる基本のことは、年齢問わずにあります。正しいスキンケアと健康的な生活習慣(バランスの良い食事・適度なエクササイズ・良質な睡眠)。

正しいスキンケアとは?年代別のケアとは?を考えていきましょう。

保湿ケアを徹底して、潤いのあるお肌をキープすることに重点を置いてケアします。正しい洗顔方法を参考に行って下さい。紫外線対策を行ってシミの元を作らせないように、日焼け止めはこまめに塗り直します。あぶらとり紙を使用する際には、取りすぎに注意!油分を取りすぎると、お肌が油分を足りないと思い過剰に出てしまいお肌のトラブルになりえます。気になる時は、軽くティッシュオフしてオイリー部分を落ち着かせます。

保湿は入念に!乳液やクリームでお肌の水分が逃げないように、しっかりフタをします。お肌のたるみ対策に、マッサージを取り入れるのもおすすめです。お肌の乾燥は小ジワなどの原因になります。生活習慣の乱れは肌のターンオーバーの乱れにもつながります。出来る限り規則正しい生活を心掛け、スキンケアの一環と考えて取り入れて下さい。

洗顔後はすぐに保湿することが大切。冬でも紫外線対策は必須(1年を通して紫外線予防)。40代は肌のターンオーバーが乱れてダメージを受けやすくなります。洗顔に時間をかけ過ぎると乾燥の原因にもなりますので、正しい洗顔の仕方を参考に行って下さい。洗顔後は、ヒンヤリとした化粧水でたっぷり保湿をするか、フェイスパックシートなどで毛穴を引き締めてあげて下さい。化粧品を見直すにもいいでしょう。刺激が少ないモノや、より保湿力のあるモノなどを。

  • 20代・30代・40代 年代別スキンケアのイメージ
  • ⚫︎20代前半は、活発な皮脂腺が原因でニキビやテカリ、毛穴詰まりや角栓の黒ずみなど。肌表面がザラつき(特に小鼻まわり)、メイクのノリの悪さ。ニキビは、お肌に合わない化粧品の使用・睡眠不足・便秘・不規則な食生活・過剰なストレスがホルモンバランスの乱れ・自律神経の乱れを引き起こして出来ます。ニキビの種類は、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビ。もっとも重症化した嚢腫・結節とレベルが様々です。

    ⚫︎20代後半は、皮脂も水分も減少していく傾向になり、肌荒れ、乾燥によって肌全体がくすんで見えたり、目元や口元の乾燥が徐々に気になり始めます。

    ⚫︎お肌の保水力を保つセラミドの減少によるハリ不足。

    ⚫︎水分・油分ともに減少し乾燥を招きキメの乱れを誘発します。

    ⚫︎シミの増加。紫外線だけではなく、活性酸素、炎症、ホルモンバランス(生理周期など)の崩れもあります。

    ⚫︎毛穴の目立ち。メイク汚れなどの落とし残しが毛穴を塞ぎ、黒ずみになります(特に小鼻や頬)。コラーゲン生成を促し、ハリと潤いを取り戻すことで毛穴のたるみ、開きは解消されます。

    ⚫︎40代前半は、ハリ不足や毛穴の目立ち、キメの乱れ。水分・油分ともに減少し乾燥を感じやすくなります。

    ⚫︎40代後半は、さらにお肌のお悩みが深刻になります。年齢を重ねるとともに、ホルモンバランスは思っているよりも大きく変化。油分・水分を生み出す働きも弱まっているため、簡単なケアでは追いつかない状態なので、本腰を入れたお手入れが必要です。乾燥が悪化、長年の表情グセがシワとなって根付いてしまう、肌内部のコラーゲンやエラスチンが減少・変性してしまうことで起きるシワやたるみ。

    さらに年齢を重ねると、肌表面だけでなく筋肉や脂肪層の質・機能も衰えます。土台となる部分が崩れてしまうことでお肌を支えきれなくなり、根深いたるみへと進行してしまいます。

  • 20代・30代・40代 年代別のお悩みスキンケアのイメージ
  • 朝・夜→洗顔しても、人は寝ている間に皮脂や汗を分泌しているので、洗顔で汚れを「落とす」ことが必要です。良いお肌の状態を保つことはもちろん、次に使う化粧品の効果を十分に機能させるためにも非常に重要です。低価格だからではなく、お肌の状態に合わせた洗顔料を使用して洗いましょう。夜→1日の終わりには、お肌の汚れやメイクをクレンジング剤と洗顔料できちんと落とし、素肌を清潔な状態にします。

    眠かったり、忙しくても重要なプロセスです。皮脂やメイク汚れが毛穴に詰まり黒ずみの原因にもなります。

    朝→化粧水、乳液で水分や保湿成分をたっぷり与え、潤いを保つケアをします。乾燥を強く感じる時は、仕上げにクリームをつけるのも忘れずに行いましょう。またお肌の「部分悩み」には、それぞれに効果的にアプローチする美容成分を、美容液でお肌に与えます。夜→化粧水、乳液、美容液に加えて、就寝前に「ナイトクリーム」をつけると、より効果的です。

    寝ている間に乾燥からお肌を守り、クリームの前に使用したアイテム(化粧水、乳液、美容液)の浸透を助ける効果も期待出来ます。

    夜→スキンケアにフェイシャル・トリートメントやフェイスパックをプラスすることで血行を良くして体に必要な成分の巡りを促し、お肌の働きを活性化させます。効果的に行うためには、入浴中やお風呂上がりなどの体がリラックスしたタイミングで行うのがおすすめです。

    朝→日中の紫外線や乾燥、大気汚染物質からお肌をしっかりと守るために、1日の始まりには、UVカット効果のある化粧品やベースメイクを使用します。特に紫外線対策は、1年を通して必要です。UVケアでしっかりとお肌を守ります。

  • 美肌の基本!正しいスキンケアのイメージ
  • お肌のシミや色素沈着などがなかなか消えない(薄くならない)、傷が治りにくいなどの原因のひとつに、ターンオーバーがスムーズに行われていないことがあります。

    ターンオーバーのサイクルは、約28日。加齢による細胞の働きの低下により遅くなり、年齢x1.5倍の日がかかるとされています。また、肌質によってもそのサイクルは異なります。お肌は表皮と真皮で構成されており、外側にある表皮は絶えず生まれ変わっています。角質細胞(表皮のさらに表面にあたる細胞)は、古くなると剥がれ落ちます。

    この古い細胞がやがて垢に。またその下には新しい細胞がスタンバイしており、お肌の再生が繰り返されます。このサイクルが上手く機能しなくなるとお肌のお悩みが増えてしまいます。

    1.ぬるま湯でしっかりと予洗いをする。シャワーなどで直接お肌にあてるのではなく、手ですくうように洗いお肌への摩擦を防ぎます。水だと毛穴が閉じたままで、汚れが十分に落とせなくなります。ぬるま湯で毛穴を開かせてあげてから洗います。熱すぎないように気をつけてください。

    2.洗顔料を使用して洗います。十分に泡立てた洗顔料で、お肌に摩擦を与えずに洗います。皮脂の多いTゾーンから泡をのせます。次にUゾーン、口元・目元と続きます。(指の腹を使って、爪を立てず優しく)

    3.最後にしっかりとすすぎます。洗顔料をのせてから約1分から1分30秒以内にすすぎ終えて下さい。時間をかけてしまうと、お肌に必要な皮脂や天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質といったお肌自身が作り出している保湿成分まで洗い流してしまう恐れがあります。生え際やフェイスラインまで、しっかりと洗い流して下さい。洗い残しがあると湿疹や肌荒れを引き起こします。水気を拭き取る際には、タオルでゴシゴシと拭かず、軽く押して拭いて下さい。

    1.普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌などのお肌のタイプによって選びます

    2.季節によってお肌に足りないモノ(保湿成分など)・お肌を守ってくれるモノを取り入れる

    3.有名だからとブランド名で選ばず、実際、手にとって使用感を確かめてから購入する

    4.高価だから良いモノ。安いから手頃でいい。ではなく、肌質に合っているモノを選ぶ

    5.同じブランドで全て揃えることが大事ではなく、肌質に合った成分・テクスチャーで選ぶ

    6.生理前・生理中はお肌が落ち着いていないので、スキンケアを変える時は生理後の落ち着いたタイミングで変える

  • 美肌への道 3つのカギのイメージ
  • ⚫︎低刺激な洗顔料で、お肌に必要な潤いを残しながら汚れや、たまった古い角質を優しく取り除く。

    ⚫︎化粧水でお肌を整えながら、たっぷり潤いを与え、保湿クリームなどで潤いを守る。

    ⚫︎バランスの良い食事と十分な睡眠時間をとることも大事です。

    ⚫︎しっかりとした保湿と同時に、ヒアルロン酸、コラーゲン、レチノール、エラスチン、プロテオグリカンなどの美容成分(保湿成分)が配合され、お肌にハリを与えてリフトアップが期待される化粧品を使用する。同様の美容成分が含まれたエイジングケア用の化粧品もおすすめです。

    ⚫︎口元・目元の部分用保湿クリームやナイトクリームを塗り込むなど、口元や目元の部分ケアをプラスします。

    ⚫︎口の周りの筋肉の衰えを防ぐため、意識的に口角を上げる、ガムを定期的に噛むなど、日常的に口元をよく動かすと良いでしょう。

    ⚫︎しっかりとした保湿と同時に、ヒアルロン酸、コラーゲン、レチノール、エラスチン、プロテオグリカンなどの美容成分(保湿成分)が配合され、お肌にハリを与えてリフトアップが期待される化粧品を使用する。同様の美容成分が含まれたエイジングケア用の化粧品もおすすめです。

    ⚫︎お肌の弾力を奪う紫外線対策も忘れずに行います。

    ⚫︎お顔の筋力をつけるために、フェイシャル・エクササイズを行うことも心がけて下さい。

  • 症状別のスキンケアを紹介のイメージ
  • 週1回から2回ほどで行う泥パック。多くても週2回。なかなか忙しくて時間がかけられないとゆう場合には、週1回や月数回など、無理なく続けられる頻度で負担なく行って頂くのが一番です。何十万、何百万年前の地層から取れるクレイを使用した自然のモノですので、合成界面活性剤を使用したモノではありません。ツッパリ感、お肌の弱い人も使用可能です。天然ミネラルが豊富で低刺激、お肌に必要な皮脂は残し、余分な皮脂や汚れを取り除きます。(入浴中に行うと湿気がありクレイが乾燥しにくい)クレイをのせたら3分ほどおいて、クレイが乾く前に洗い流して下さい。最後は必ず、しっかりと保湿を行って下さい!

    「クレイ洗顔の効果」

    ⚫︎デトックス効果(クレイ自体がマイナスイオン)

    ⚫︎新陳代謝促進する

    ⚫︎炎症を抑える

    ⚫︎お肌の表面を滑らかにする

    ⚫︎メイクのノリをよくする

    ⚫︎化粧水などの浸透をよくする

    ⚫︎ターンオーバーを正常へと促します。

    「酵素」が含まれる洗顔料。タンパク質や脂肪を分解する作用によって、古い角質、余分な皮脂、汚れを取り除きます。くすみ、ザラつき、毛穴の黒ずみ、角栓が気になる時に使用します。パウダー状のモノは、よく泡立ててから使用します。クレンジングの後に、週1回の通常の洗顔を酵素洗顔に置き換えます(特に夜に行うのが効果的)。皮脂量の多いところから洗います。最後は、保湿をしっかりと行って下さい。

    「酵素洗顔の効果」

    ⚫︎お肌に残った古い角質を取り除きます

    ⚫︎小鼻まわりなどの黒ずみ、汚れ、角栓を洗い落とす

    ⚫︎ニキビをできにくくする

    ⚫︎化粧水などの浸透をよくする

    ⚫︎お肌の表面を滑らかにする

    ⚫︎メイクのノリをよくする

    ⚫︎ターンオーバーを正常へと促します。

    ⚫︎スクラブは、こんにゃくイモ原料・塩原料・砂糖原料・米ぬか原料・炭酸水素ナトリウム(重曹)配合があります。

    ⚫︎ゴマージュは、植物などの天然のモノの粒子を使用。スクラブ、ゴマージュとも固くなった余分な角質を落とし、お肌をキレイにします。粒子の細かいモノを選んで、力を入れ過ぎないように気をつけて下さい。目の周り、肌荒れ部分も避けて使用します。使用する頻度は、それぞれの商品の使用方法を参考にご利用をお願いします。最後は、保湿をしっかりと行って下さい。

    「スクラブ・ゴマージュ洗顔の効果」

    ⚫︎余分な皮脂や古い角質を落とす

    ⚫︎化粧水などの浸透をよくする

    ⚫︎ニキビをできにくくする

    ⚫︎お肌の表面を滑らかにする

    ⚫︎メイクのノリをよくする

    ⚫︎ターンオーバーを正常へと促します。

  • お肌のゴワつきを無くし、滑らかにするスペシャルケアのイメージ
  • 年代別に徐々にスキンケアの仕方がプラスされたり、より注意が必要になりますが、どの年代もやはり保湿と紫外線対策が重要になってくると思います。20代に紫外線対策をしっかり行っていると、10年後、20年後にできるであろうシミの数にも差が出てきます。「保湿を制すものは、乾燥を制す!」と言っても過言ではないでしょうか。

    乾燥を防ぐと、シワ、お肌のキメを整えることにもつながります。クレイパックなどのスペシャルケアを行ったあとは、毎日でも使用できるフェイスパックシートを冷蔵庫でヒンヤリとさせてからお顔にのせると、たっぷりと保湿もできますし、毛穴も引き締めてくれますので時短におすすめです。

    お仕事や育児など毎日忙しく自分にかける時間が難しいと思いますが、早めのケア・年代に合ったケアを行うことで心のストレスも軽減されると思います。お肌の調子も整い、化粧水などの浸透がしやすくなれば、高価な化粧品を使う必要も少なくなります。

    そこで浮いたお金で月に数回、プロの手によるフェイシャル・トリートメントで、メンテナンスをしてみるのはいかがでしょうか。

  • プロの手によるフェイシャル・トリートメントで、メンテナンスをしてみるのはいかがでしょうか♪のイメージ