目の疲れを癒すマッサージで眼精疲労を解消!

目疲れは意識して休息をとったり、目のケアを行うことで楽になります。目の疲れは目自体の疲れだけでなく、目の神経、筋肉、首・肩など、全身の疲労にも影響します。目が疲れ頭痛や歯の痛み、イライラ、めまい、気分不良などの症状が起こる前に毎日のセルフケアを行うことで心身の健康に繋がります。今日は目の疲れにおすすめのセルフケアをいくつかご紹介します。

両耳の上辺りにある側頭部の筋肉を【側頭筋(そくとうきん)】と呼びます。この筋肉は主に下おごを動かす時に活躍し、食事や会話などで日常的に使う筋肉です。この筋肉が固くなると、血管が圧迫され、その近くを通る【三叉神経(さんさしんけい)】という神経に不調をきたします。三叉神経は目、上顎、下顎の神経の根幹になっているところで、側頭部の筋肉を解し、血行を良くすることで目、顔、歯などの痛みの緩和、予防に繋がります。

【やり方】
頭全体を挟むように両手の4指で両耳の上あたりを包み込みます。指先に少し力を入れた筋肉を捉え、ゆっくり後ろに回すように解していきます。回転を反対にすると頭皮を押し下げてしまうので、後ろ回転にしていただくとリフトアップにもなりおすすめです。少しずつ4指の場所を動かし、側頭部をまんべんなく解します。

長時間行うと肩コリや頭痛などに繋がる恐れがあるので5分程度行ってください。このマッサージは入浴の際の洗髪前に行っていただくとリラックス効果や毛穴を開き、頭皮環境の改善等にもなるのでおすすめです。

目のまわりには【眼輪筋(がんりんきん)】という筋肉があります。目を囲むように円状になっており、まぶたの開閉を行います。パソコンやテレビ、スマートフォンなど一定の場所を見続けることで目の筋肉は血行が悪くなり、まぶたの痙攣、目の痛み、頭痛などを起こします。

仕事中や運転の合間など少しの時間に行いケアでおすすめなのがホットアイマスクまたはクールアイマスクです。仕事中や運転の合間、集中して細かい作業を行うときなどにおすすめなのがクールアイマスクです。目や目の周りの筋肉の炎症を鎮めてくれます。ホットアイマスクは慢性的な目の疲れ、長時間の疲労後におすすめです。目や目の周りの筋肉を温めることで血行を促します。どちらも気持ちいですが、疲れによって使い分けることで効果的にケアが行なえます。

【やり方】
濡らしたタオルを目に当てて5分ほど目を閉じて目を休ませます。ホットアイマスクの場合は温かいお湯で濡らして行います。お仕事の休憩時間やお風呂の際などにも簡単に行えるので、習慣にしていただくと疲れを蓄積しにくくなります。

目のケアにおすすめのアロマオイル(精油)の紹介です。目に直接つけたり、マッサージを行う場合もありますが、ここでは蒸気を使った芳香浴で嗅覚からアロマオイルの成分を体内に取り込み、目のケアを行う方法をおすすめします。

【やり方】
クラリセージ、ラベンダー、ペッパーミント、ティートリーの精油を各1滴ずつ200cc程お湯を入れたマグカップに垂らし、混ぜます。その蒸気をゆっくり深呼吸とともに嗅いで吸収します。クラリセージやラベンダーは鎮静や鎮痛作用を得意とし、痛みや重だるさを和らげ血行を促してくれます。ペッパーミントは清涼感があり、目や頭をスッキリさせてくれます。ペパーミントを多く入れすぎると咳を誘発させることがあるので使用量に注意してください。

全身浴(入浴)は全身の血行促進、心身のリラックスになり、目のケアにも大変おすすめです。夏場は暑く、浴槽に浸かるのを控える方もいるかも知れませんが、少しの時間でもお湯に浸かっていただくことをオススメします。浴槽のお湯の温度を少しぬるめに設定していただき、お湯から上がる前に少し温度を上げると全身浴をしたあとでも体への負担が少なく、湯冷めすることなく行って頂けます。

  • 目の疲れを癒すマッサージ方法のイメージ
  • 【攅竹(さんちく)】のツボは眉頭の下側のくぼみのところにあるツボです。目の疲れ、花粉症、体質改善などに作用してくれるツボです。

    【やり方】
    両手の親指を使って眉頭を下からゆっくり突き上げるように刺激します。ポイントは、指の腹全体を使って後頭部に向かって押していただくことです。鋭い刺激は効いている様な気はしますが、痛みが強く出たり、頭痛などにも繋がります。ツボ押しはゆっくりじんわり刺激を入れていただくのがおすすめです。

    【承泣(しょうきゅう)】のツボは真正面を見た時に瞳の真下、目の骨のくぼみになっているところにあるツボです。目の不調全般に対して作用してくれます。

    【やり方】
    両手の中指を使って両目の瞳の真下、目の骨をくぼみに指を押し当てるようにゆっくり刺激します。人差し指でも刺激は可能ですが力が入りすぎてしまうことがあります。ポイントは中指を使うことで強すぎない刺激を入れることができます。

    【晴明(せいめい)】のツボは目頭の少し上にあるツボです。眼精疲労による症状全般に作用してくれるツボです。

    【やり方】
    左右の目頭の少し上にあるので、両手の母指で目頭の指1本分上あたりの目の骨のくぼみに当てていただき、ゆっくり後頭部あたりに向かって刺激を入れます。母指なので力が入りやすくなりますが、じんわり刺激し、緩めることがポイントです。

    【瞳子髎(どうしりょう)】のツボは両目尻の指1本分外側にあるツボです。目の疲れ、頭痛などの緩和、目の疲れをスッキリさせてくれるツボです。

    【やり方】
    両手の3指(人差し指、中指、薬指)を軽く閉じ、薬指を目尻に当て、中指で瞳子髎のツボを刺激します。両手同時に顔の真ん中に向かって刺激することでじんわり刺激が加わります。

    【太陽(たいよう)】のツボは眉尻の外側こめかみとの間あたりにあるツボです。自律神経に働きかけてくれるツボです。目の疲れ、頭痛、神経のいらだち等にも作用してくれます。

    【やり方】
    両手の3指(人差し指、中指、薬指)を軽く閉じ、人差し指をこめかみに当てた時に薬指の位置に当たる目の骨のくぼみの位置が太陽になります。そのツボに中指を当てて、顔の真ん中に向かって両側から刺激します。

  • 目の疲れをケアするツボを紹介のイメージ
  • デスクワークやPC,スマートフォンなどの画面を長時間集中して見ていると目の神経、目の周りの筋肉の疲労によって疲労が蓄積します。目の周りに疲労物質が蓄積すると血行が阻害され、必要な酸素や栄養分が行き渡らなくなります。それによって目の疲労や頭痛、肩コリ、首コリ、顔のコリが悪化していきます。

    左右で視力に差があると片方の目を酷使することになり疲労が増してしまいます。コンタクトレンズやメガネの度数があっていない場合も同様に目に負荷がかかり、目が疲れてしまいます。

    姿勢が歪むことで血流が悪くなり、目の疲れにも繋がります。高いヒールを履く、肘を付く、足を組む、荷物を持つてがいつも同じ、咀嚼を決まった方で行っているなど、体の左右、前後で歪みやすい習慣があると骨格や関節が歪み、筋肉のバランスも崩れてしまいます。筋肉のバランスが悪くなると、筋肉の低下、血行不良、頭痛、気分不良、目の疲れなどにもなってしまいます。

    肩や首のコリによって上半身の血流が悪くなると、頭や顔にも酸素や栄養分が運ばれにくくなり、目の疲れ、かすみなどの症状を引き起こします。起きている間、肩や首は重たい頭を綱に支えています。本来の状態でも肩や首には負担がかかっていますが、デクスワークなどでパソコンの画面に集中していると首が前にでて、さらに肩や首への負担が大きくなってしまいます。肩コリや首コリを和らげることで、上半身の血行が改善され、顔、目の筋肉の血流も良くなると、目の疲れも和らぎます。

  • 目が疲れる原因のイメージ
  • お仕事の合間、休憩時間などに少し目を閉じて目を休ませることで疲労回復になります。その際にアイマスクや濡らしたタオルなどで目を冷やしたり温めていただくとさらに血行が良くなり、集中力も回復します。

    入浴やホットアイマスク、洗顔などで少しでも目や前の周りの筋肉を温め、血行を促すことで疲れの蓄積を防ぎます。毎日使う目は日々、疲れが溜まってしまいます。毎日継続してケアを行うことで慢性的な目の疲れ、目の疲れによる頭痛、肩コリ首コリ、顔の疲れなどを予防することができます。温めたタオルを顔全体に当てていただくだけでも血行促進に繋がります。

    頭皮マッサージ、頭の筋肉のマッサージを行うことで頭や顔の血行促進になり、目の疲れのケアにも繋がります。入浴の際の洗髪前にしっかりシャワーでお湯を頭皮に当てていただく、ゆっくり揉みほぐすなど、頭を洗う際に少し意識していただき、頭皮や頭の筋肉をほぐすようにマッサージしていただくだけでも目の疲れのケアになります。

    目の疲れにおすすめなのが、【ビタミンB1】、【ビタミンB2】、【ビタミンC】、【ビタミンA】の積極的な摂取です。【ビタミンB1】は筋肉の疲労回復を得意とした栄養素です。豚肉、サバ、玄米、豆類などに多く含まれています。【ビタミンB2】は網膜の働きを助けてくれると言われています。レバー、牛乳、卵、海藻、納豆などに多く含まれています。【ビタミンC】は水晶体の形成に関わる栄養素です。緑黄色野菜や果物に多く含まれています。【ビタミンA】目の毛様体と呼ばれるピント調節などを行う筋肉の弾力性を回復させてくれる作用があると言われています。緑黄色野菜などに多く含まれています。

    質の良い睡眠は何よりの健康法です。免疫力を高め、心身の疲労回復、脳や神経を休めることで、目の疲労回復にも大いに作用します。眠れないときでも照明を落とし、目を閉じるだけでも目の疲れの予防や疲労回復になります。

  • 疲れ目を予防するために日頃からできることのイメージ
  • このコースはアロマオイルを使った首を含むデコルテ、腕、お腹、足の前後、背中の施術に頭・顔のツボ押し、揉みほぐしがついたコースです。

    頭や顔のツボを刺激し、筋肉を揉みほぐすことで頭や顔の血行促進を図ります。自律神経や目の疲れに作用するツボ押しもあり、目の疲れをスッキリさせてくれます。全身のアロマオイルリンパマッサージで全身の血流も促されるので目の疲れだけでなく、睡眠の質や免疫力の向上のも作用します。目の疲れや頭痛、首コリ、肩コリが気になる方におすすめです。
    全身アロマオイルリンパマッサージコースについて詳しく見る

    このコースはアロマオイルを使った首を含むデコルテ、腕、お腹、足の前後、背中にドライヘッドスパのついたコースです。

    全身アロマオイルリンパマッサージで全身の血行促進、労廃物や疲労物質の排出などを促し、心身の緊張雨がほぐれた状態でドライヘッドスパを行います。ドライヘッドスパは速乾性の高い炭酸スプレーを使用し、頭皮の血行促進、筋肉の緊張緩和、心身のリラックスに作用していきます。直接目の周りは触りませんが、頭皮や肩・首などの筋肉を解し、血流を促すことで目の疲労回復にも繋がります。施術後に目を開けていただくと視界がクリアになり爽快感を味わっていただけると思います。全身の疲れが気になる方、目の疲れが気になるが顔は触られたくない方などにおすすめです。

    このコースはアロマオイルを使った腕、お腹、足の前後、背中の全身のマッサージとデコルテ、二の腕、肩甲骨より上の上半身を集中的に施術していく集中的なオイルリンパケア、ドライヘッドスパを組み合わせたコースです。

    全身のアロマオイルリンパマッサージで血行促進を図り、循環を促します。オイルを使用した上半身の集中ケアでは二の腕、デコルテ、首、肩甲骨あたりの筋肉を集中的に解してリンパを流して上半身の循環を高めます。最後にドライヘッドスパを行うことで睡眠の質の向上、眼精疲労の改善などに作用します。全身の疲労回復や循環促進を図ることで、目の疲れの改善、予防などに働きかけます。慢性的な目の疲れ、肩コリ、頭痛などの方におすすめです。
    ドライヘッドスパコースについて詳しく見る

    このコースは自律神経のバランス調整に作用する技術を使った漢方リンパトリートメントと頭・顔のツボ押し揉みほぐしのを組み合わせたコースです。

    漢方アロマオイルリンパの施術では背骨沿いにある兪穴(ゆけつ)と呼ばれる自律神経に精通したツボを刺激し、Bodysh独自ブレンドの漢方オイル、浸透力の高いシアバターを使用します。自律神経のバランスを整えることで頭痛、肩コリ、首コリ、眼精疲労、浮腫みなどの改善に働きかけます。背中の施術後にオイル使った足の前後、腕またはお腹、デコルテの施術で全身の循環を促します。最後に頭・顔のツボ押し・筋肉の揉みほぐしを行い、眼精疲労に効くツボや自律神経に効くツボなどにピンポイントで刺激を行います。更年期症状の方、慢性的は肩コリ、首コリ、腰痛、不眠、目の疲れ、頭痛などでお困りの方におすすめのコースです。
    自律神経バランスアップ漢方リンパトリートメントコースについて詳しく見る

  • 目の疲れ解消におすすめ!Bodyshのメニューを紹介のイメージ
  • 目の疲れが蓄積するとかすみ、視力の低下、頭痛などに繋がります。視力は一度落ちてしまうとなかなか回復せず、手術などを行っても完全に元の状態にはなりません。目の疲れを放おっておかず、セルフケアや目の疲れの予防と共に定期的なメンテナンスを行うことで目への負担を少しずつ減らしていけるはずです。

    目のケアにおすすめのコースはたくさんありますが、お客様の疲れに応じたケアを行えるようにご予約のお電話や店舗でのカウンセリングを通してご案内させていただきますので、コースに迷ったらご予約時や、店頭でご相談ください。

  • Bodyshで定期的にメンテナンスを行い、目の疲れを癒やしましょうのイメージ